神踊・杖踊

【県指定】無形民俗文化財
大分県佐伯市青山黒沢地区
■沿革 青山黒沢地区に鎮座する冨尾神社の春の例大祭(毎年4月25日を中心とした日曜日)に奉納される。冨尾神社の創建は、「由緒」によれば、大永7年(1527)で、栂牟礼城合戦で非業の死を遂げた佐伯惟治は、たちまちのうちに荒人神となって祟りをなし、その怨霊を封じ込めるため、各地で冨尾大権現として祭られることになった。黒沢の冨尾神社は、それらの本宮である。神社伝来の宝暦9年(1759)の由来記によると、弘治3年(1557)から夏・冬祭りを定め、お浜出・踊・杖・狂言を永代致すようご立願申し上げた。これが神幸祭典の始まりである。その後、衰微の傾向を辿っていたところ、天和元年(1681)の天変地異をきっかけに再開され、以来、神踊・杖踊だけは幾多の変遷を経ながらも連綿と今日まで継承されている
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